チャットレディも個性が大事!一日数百円の収入が15万円になった経験

チャットレディも個性が大事!一日数百円の収入が15万円になった経験

チャットレディも個性が大事!一日数百円の収入が15万円になった経験

 T.Kさん、29歳、フリーランスデザイナー 

チャットレディってなに?

チャットレディとはインターネットを介して男性会員とメールや電話、テレビ電話をしてお金を稼ぐ女性のことです。在宅でもパソコンを持っていなくても、スマートフォンさえあれば誰でも気軽に始められることから、主婦や産休中のOLさんなどに人気のお仕事です。

はじめ方はチャットレディサイトの登録をするだけと簡単です。個人情報漏れなどのリスクを軽減するために、大手チャットレディの会社が運営しているサイトに登録することが大事です。ただし、この際に顔写真付きの身分証明書を写メールで送る必要があります。

このお仕事を始めることに後ろめたい気持ちがある人には、正直勇気がいることですが、身分証明書を提出させるサイトはある程度きちんとしている会社です。そういったサイトは大体、仕事中のトラブルにも早急に対応してくれます。わたしが登録したのは当時大手だった株式会社リアズの運営する「mocom」でした。現在ではDMM等の有名企業の運営しているものがありますので、そういったサイトを選択すると安心でしょう。

チャットレディをはじめたきっかけは?

わたしがチャットレディをはじめたきっかけは、将来やりたい仕事をするために会社を辞めて勉強をしていた時期のこと…。貯金もそろそろ底をつく…でも、今アルバイトをはじめてしまったら時間が拘束されてしまう。そんな状況で焦っていた頃にネットで「在宅ワーク チャットレディ」の文字を見つけました。

元々、大学時代に欲しい教材を買う為にキャバクラでアルバイトをした経験があり、知らない人と話すのも話題を提供するのも得意だったわたしは、あまり迷うこともなく即登録。隠れてコソコソ仕事するのが嫌だったので、当時同棲中だった彼にも相談しました。最初は猛烈に反対されましたが、経済的な理由は自分でどうにかしたいことを伝え、「顔を出さない」「裸を見せない」という条件でOKしてくれました。もちろん彼以外にはだれにも打ち明けませんでした。

全くメールが来ない!どうやって稼ぐの?

はじめた当初は男性から一度もメールをもらえませんでした。事務局のアドバイス通りのプロフィール、写真の撮り方、ブログの書き込みをしました。それでも1日数百円の稼ぎ。悩んだわたしは、男性たちから自分がどのように見られているかを客観視してみることにしました。ログアウトして、mocomのサイトを覗いたのです。

登録せずに見られたのは少しだけでしたが、それでもすぐに自分が稼げない理由が分かりました。事務局はひとりひとりの女性にアドバイスしているわけではないから、わたしと同じように真面目に言われた事を言われた通り登録している女性たちがたくさんいる!と思ったのです。同じようなプロフィールに同じような角度から撮った写真、同じようなブログの内容。それでは全く目立てません。わたしは裸も載せられないしHな要素では目立てないから、面白いブログを書こう!プロフィールにもユーモアをプラスしよう!と思いました。

その日から、男性たちからメールや電話の申請がくるようになりました。はじめた月の収入は1万円以下だったのが、翌月には10万円になりました。電話とメールだけで平均月12〜15万円稼ぐようになりました。チャットレディの世界でもやはり個性は大事なのだと思います。

稼げるはずのチャットレディをやめた理由

在宅で一日数時間のメールや電話の相手をするだけで月にそれなりの収入が得られ、チャットレディ以外の仕事での収入も合わせれば会社員時代よりずっと多く稼ぐようになりました。でも、頭の中には常に「この安定がある限り本業(デザイナー)で食べていけるようにはならないのではないか」という思いがありました。

優しい男性会員に巡り会え、簡単に収入が得られる。その間に本業をする。それはわたしにとってとても居心地の良い空間でした。ただ、そのおかげで本業の営業が疎かになっていることには気づいていました。チャットレディでの収入が本業での収入よりかなり上回っていることに不安を感じ、わたしは自分に喝を入れるべく、退会申請をしました。

辞めてからしばらくは頻繁に携帯に触れる癖が直らず、収入を考えると不安になり、また仲良くなった男性会員たちに申し訳ない気持ちが込み上げてきました。割り切っていたと思っていたのにしっかり情がありました。チャットレディはおすすめの副業ですが、他にやりたい仕事がある人には常に頭の中で「いつか辞める」機会を忘れないようにしてほしいと思います。

わたしは、ついつい3年も続けてしまいました。辞めてから収入が減ったことはとても不安ですが、これからはチャットレディに戻ることがないように、自分の本業でがんばっていきたいと思います。

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